頭角を現すの解説
【読み方】
とうかくをあらわす
【意味】
頭角を現すとは、学識や才能が群を抜いてすぐれ、際立って目立つこと。
【注釈・由来】
「頭角」は頭の先の意で、頭角を現すは、大勢の中で頭の先を他のものより一段高く現しているということ。
「現す」は「見す」とも書き、『韓愈・柳子厚墓誌銘』に「嶄然として頭角を見す」とある。
柳子厚は、二十一歳で進士、二十六歳で博学宏詞科合格という秀才。
【出典】
『韓愈』
【例文】
・彼は入社したときから頭角を現していた。
・実力は十分あったはずなのに、頭角を現すことなく現役を引退した。
・コーチの指導を受け、早くから頭角を現す人も少なくない。
【注意】
「頭角を表す」と書くのは誤り。
頭角を現すの関連語
【類義語】
かしらを持ち上ぐ/嶄然として頭角を現す/頭を現す/頭を擡げる/嚢中の錐
【対義語】
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【英語のことわざ】
・To stand head and shoulders.(頭と肩だけ抜きん出る)