一石二鳥の解説
【読み方】
いっせきにちょう
【意味】
一石二鳥とは、一つのことをして、二つの利益を得ることのたとえ。
【注釈・由来】
一個の石を投げて、二羽の鳥を落とすという意味から。
英語の成句「To kill two birds with one stone.」を四字熟語の形に訳したもの。
もっと多くの利益が得られることを表すために、「一石三鳥」や「一石四鳥」などの造語も生まれた。
【出典】
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【例文】
・ダイエットのためにヨガを始めたら、肌もきれいになったし体力もついて、一石二鳥だった。
・要らない物をリサイクルショップに売れば、部屋がすっくりした上にお金も貰えて一石二鳥だよ。
・SDGsへの取り組みは、一石二鳥にも三鳥にもなる素晴らしいものです。
【注意】
「いっこくにちょう」と読むのは誤り。
一石二鳥の関連語
【類義語】
一挙両得/一箭双雕
【対義語】
虻蜂取らず/二兎を追う者は一兎をも得ず
【英語のことわざ】
・To kill two birds with one stone.(一つの石で二羽の鳥を殺す)