恐れ入谷の鬼子母神

解説

【読み方】
おそれいりやのきしもじん

【意味】
恐れ入谷の鬼子母神とは、「恐れ入りました」という意味で使うしゃれ言葉。

【注釈・由来】
「恐れ入りやした」の「入りや」と「入谷(東京都台東区の地名)」を掛け、入谷の真源寺(台東区下谷)に祀られている「鬼子母神」を続けて言ったしゃれ。
鬼子母神は出産・育児の女神で、「きしぼじん」とも読む。

【出典】

【例文】
歌が得意だとは聞いていたが、聞いてみたらプロ顔負けに上手かった。恐れ入谷の鬼子母神だよ。

【注意】
「恐れ」を恐怖の意味として使うのは誤り。
誤用例 「あの出来事は本当に恐れ入谷の鬼子母神で、死を覚悟さえしたよ」

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。