青菜に塩

青菜に塩の解説

【読み方】
あおなにしお

【意味】
青菜に塩とは、元気をなくして、すっかりしょげている様子。

【注釈・由来】
「青菜」とは、ほうれん草や小松菜など、色の青々とした葉菜の総称。
葉や茎に水分を含んでいる青菜はぴんとして元気だが、塩を振りかけると水分が出てしおれることから、何かをきっかけにすっかりしょげてしまうさまをいう。

【出典】

【例文】
・あんなに頑張っていたのに試験に落ちて、今の弟は青菜に塩だ。
・元気だけが取り柄な彼女も、今日は仕事でミスして青菜に塩のようになっている。
・普通の人なら青菜に塩となってもおかしくないが、彼は何事もなかったように平然としていた。

【注意】
不調なのが身体的なことだけの場合に使うのは誤り。
誤用例 「病気をしてからの彼女は、体力がなくなって青菜に塩のようだ」

青菜に塩の関連語

【類義語】
青菜に湯青菜を湯に漬けたよう菜の葉に塩をかけたよう蛞蝓に塩蛭に塩鬼の霍乱

【対義語】
水を得た魚

【英語のことわざ】

【索引語】
青菜

【分類】
感情・心理 > 落ち込む

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