医者の不養生の解説
【読み方】
いしゃのふようじょう
【意味】
医者の不養生とは、口では立派なことを説いているが、自分では実行しないことのたとえ。
【注釈・由来】
医者は患者に養生の大切さを説くものだが、自分自身は健康に注意せず、不摂生な生活を送っていることから。
医者に限らず、専門家と呼ばれる人は反対のことをしがちである。
【出典】
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【例文】
・あの先生は大酒飲みでヘビースモーカーという、医者の不養生を絵に描いたような人だけど、医師としては優秀だ。
・医者の不養生みたいなもので、講演会で日本中を駆けずり回っているから、睡眠障害の講師なのに寝るのは新幹線の中だけらしい。
・医者の不養生ではいけません。自分のことから改めるべきでしょう。
【注意】
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医者の不養生の関連語
【類義語】
医者の食傷腎虚の患い/医師のいかもの食い/医者の若死に出家の地獄/坊主の不信心/神道者の不直、仏者の不如法/礼法師の無/儒者の不身持ち/学者の不身持ち/算術者の不身代/紺屋の白袴
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Physician, heal yourself.(医師よ、自分の病気を治療しなさい)