会うは別れの始めの解説
【読み方】
あうはわかれのはじめ
【意味】
会うは別れの始めとは、出会った人とは必ず別れなければならぬということ。
【注釈・由来】
出会いは必ず別れをもたらすという、世の無常をいうことわざ。
別れの悲しみや、愛のはかなさ、人生のはかなさを表すが、それは出会う喜びがあったからこそである。
始めがあれば終わりがあり、楽があれば苦があるのと同じように訪れるものなのだから、別れがくるまでの時間を大切にすることが大事だという意が込められている。
「逢うは別れの始め」とも書く。
【出典】
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【例文】
どんなに好きな人ができても、会うは別れの始めなのだと思うと、悲しい気持ちになる。
【注意】
「会うは別れの初め」と書くのは誤り。
会うは別れの始めの関連語
【類義語】
会うは別れ/会うは別れの基/会うが別れの始め/会者定離/別れなくして出会いなし/生は死の基、会うは離るるの基/合わせ物は離れ物
【対義語】
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【英語のことわざ】
・We never meet without a parting.(別れのない出会いは無い)
・The best of friends must part.(一番の親友とでも必ず別れはおとずれる)