累卵の危うき

累卵の危うきの解説

【読み方】
るいらんのあやうき

【意味】
累卵の危うきとは、物事が非常に不安定で、きわめて危険な状態。

【注釈・由来】
「累卵」とは、積み重ねた卵のこと。
積み重ねた重ねた卵は、いつ崩れて壊れてしまうかわからないほど不安定であることから。
『史記』范雎伝に「秦王之国、危如累卵(秦王の国は、積み重ねた卵のように崩れやすく危うい状態だ)」とある。

【出典】
『史記』范雎伝「秦王之国、危如累卵」

【例文】
激しい言い争いの後、お互いに睨み合い、手が震えている。今にも手が出そうな累卵の危うき場面だ。

【注意】

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。