梨の礫

梨の礫の解説

【読み方】
なしのつぶて

【意味】
梨の礫とは、便りを出しても何の返事もこないこと。音沙汰のないこと。

【注釈・由来】
「礫」とは、投げつけた小石のこと。
投げた小石は返ってこないことから。
「梨」は「無し」に掛けた言葉で、特に意味はない。
さらに強めて「梨の礫もない」とも言う。

【出典】

【例文】
・あれ以来、いくら連絡を取ろうとしても梨の礫だ。
・娘に電話しても出ないし、LINEも既読にならず、梨の礫で心配だ。
・取引先に納期の確認メールを送ったが、梨の礫もない状況で困っている。

【注意】
「無しの礫」と書くのは誤り。

梨の礫の関連語

【類義語】
梨も礫もなし/梨も礫も打たぬ/梨も礫もせず/鼬の道切り

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】

【分類】
状態・程度 > 無い
言葉 > 手紙

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