聞いて極楽見て地獄の解説
【読み方】
きいてごくらくみてじごく
【意味】
聞いて極楽見て地獄とは、人から聞いた話と、実際に見るのとでは大きな違いがあるということ。
【注釈・由来】
人から聞いている話では極楽のように思えたことも、実際に見たり経験してみると、まるで地獄のようにひどいものであるということから。
『江戸いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
高待遇の求人情報を見て入社したけれど、聞いて極楽見て地獄、ブラック企業の鑑のような会社だったよ。
【注意】
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聞いて極楽見て地獄の関連語
【類義語】
見ては極楽住んでは地獄/御殿極楽居て見て地獄/三条室町聞いて極楽見て地獄/聞いて千金見て一文/聞いて千両見て一文/聞いて千金見て一毛/聞いて千金見て一毫/見ると聞くとは大違い/聞くと見るとは大きな違い/聞いては千金より重く見ては一毛よりも軽し/聞いては千金より重く見ては一葉よりも軽し/聞く時は九鼎より重く見て後は一毫より軽し/名高の骨高/百聞は一見に如かず
【対義語】
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【英語のことわざ】
・A paradise on hearsay, a hell at sight.(聞いた話は天国で、見たものは地獄だ)
・Imagination goes a long way.(聞くと見るとは大違い)
・Fame is a liar.(世評は嘘つき)