解説
【読み方】
まてばかいろのひよりあり
【意味】
待てば海路の日和ありとは、今は状況が悪くとも、あせらずに待っていれば幸運はそのうちにやってくるということのたとえ。
【注釈・由来】
海が荒れても、じっと待っていれば出航にふさわしい日が必ず訪れることから。
「待てば甘露の日和あり」から派生した句。
「甘露」は、古代中国で、王者の仁政に感じて天が降らせるという甘い露のことだが、「甘露の日和」の意味が分かりづらく、実感として捉えにくいことから、日常生活に結びつく「海路の日和」という表現に変わったと考えられる。
【出典】
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【例文】
・ようやくチャンスが訪れた。待てば海路の日和ありというものだ。
・待てば海路の日和ありというもので、じっと我慢して待っていれば、そのうち幸運は訪れます。
・待てば海路の日和ありと言うが、日に日に状況が悪化しているから、さすがに焦りも出てくる。
【注意】
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