烏の行水

烏の行水の解説

【読み方】
からすのぎょうずい

【意味】
烏の行水とは、風呂に入って、ゆっくり体を洗わず、入浴時間がきわめて短いことのたとえ。

【注釈・由来】
「行水」とは、たらいに湯や水を入れて体を洗い流すこと。
人間に比べ、カラスの行水(水浴び)はきわめて簡便であることから。

【出典】

【例文】
・父の入浴は烏の行水で、10分もあれば風呂場から出てくる。
・せっかく温泉に来たのに、烏の行水ではもったいない。
・普段は烏の行水だけど、疲れを取るため湯船にゆっくり浸かった。

【注意】
「鳥の行水(とりのぎょうずい)」というのは誤り。

烏の行水の関連語

【類義語】
烏浴び/烏の水垢離/烏の水につかったよう

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
行水

【分類】
生活・暮らし > 環境・習慣
状態・程度 > 早い・短時間

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