白羽の矢が立つの解説
【読み方】
しらはのやがたつ
【意味】
白羽の矢が立つとは、多くの中から犠牲者として選び出されることのたとえ。転じて、多くの人の中から特に指定して選び出されることのたとえ。
【注釈・由来】
人身御供を求める神が、求める少女の家の屋根に、しるしとして白羽の矢を立てたという俗信から。
本来は、多くの人の中から犠牲者として選び出されるという意味だったが、現在では良い意味でも悪い意味でも使われるようになり、選出されて名誉を担うことにも用いられる。
かつては誤用と
【出典】
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【例文】
・大勢の候補者の中から、14歳の彼女に白羽の矢が立った。
・クレーム処理班のリーダーとして白羽の矢が立った彼に対し、みな同情しながらも安堵していた。
・まさか自分に白羽の矢が立つとは思ってもみなかった。
【注意】
「白羽の矢が当たる」というのは誤り。
白羽の矢が立つの関連語
【類義語】
白羽が立つ/貧乏くじを引く/お鉢が回る
【対義語】
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【英語のことわざ】
・He was surrounded by foes.(彼は敵に囲まれていた)