掌中の珠の解説
【読み方】
しょうちゅうのたま
【意味】
掌中の珠とは、もっとも大切にしているもの。特に、最愛の妻、わが子のたとえ。
【注釈・由来】
「掌中」は、手のひらの中。
「珠」は、きわめて大切に思う貴重なものの意。
いつも手のひらの中にある大切なものということから。
傳玄の詩『短歌行』に「昔、君、我を視ること掌中の珠の如し、何の意か一朝にして我を溝渠に棄つるや(昔あなたは私を大切な子供のように見てくれたのに、今となって珠を溝に捨てるようにどうして見放すのか)」とある。
「掌中の玉」とも書く。
【出典】
傳玄・詩『短歌行』
【例文】
掌中の珠のように娘を育てる。
【注意】
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