臍を噛む

読み方

ほぞをかむ

臍を噛むの意味・解説

臍を噛むとは、ひどく後悔する。どうにもならないことを悔やむことのたとえ。

由来などの解説

「臍(ほぞ)」とは、へそのこと。
自分のへそを噛もうとしても口に届かないが、それでも噛もうとするほど残念でいらいらすることから。
春秋時代、祁候の三人の臣が祁候に進言したが、祁候が聞き入れずに言った言葉。
『春秋左氏伝』に「郤国を亡ぼす者は必ず此の人なり。若し早く図らずんば後に君臍を噛まん」とある。

出典

『春秋左氏伝』

例文

こんなことになるなら、もっと早くから真面目に勉強しておけば良かった。今となっては臍を噛む思いだよ。

注意

「へそを噛む」というのは誤り。

臍を噛むの類語・対義語

類義語

臍を食う/噬臍/後悔臍を噛む/後悔噬臍/後悔至極/後悔千万/身で身を悔やむ

対義語

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キーワード

噛む

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