鴨が葱を背負って来るの解説
【読み方】
かもがねぎをしょってくる
【意味】
鴨が葱を背負って来るとは、うまいことが重なり、ますます好都合であることのたとえ。
【注釈・由来】
鴨鍋に葱はつきものだが、鴨が自分で葱まで背負ってやって来てくれれば、すぐに食べられて好都合であることから。
多くは、お人好しが、こちらの利益になる材料を持ってくることを言う。
略して「鴨葱」とも。
【出典】
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【例文】
・あんな高額な商品を買ってくれた上に、家族や友達にまで勧めてくれるなんて、鴨が葱を背負って来るとはこのことだ。
・そんな鴨が葱を背負って来るような話があるはずない。うまく騙されているだけだよ。
・お人好しなのもほどほどにしないと、鴨が葱を背負って来たと思われるだけですよ。
【注意】
直接その相手に対して使うのは失礼にあたる。
誤用例 「鴨が葱を背負って来て下さったようなお話を頂いてありがとうございます」
鴨が葱を背負って来るの関連語
【類義語】
鴨葱/棚から牡丹餅/寝耳へ水の果報/寝耳へ小判/飛んで火に入る夏の虫
【対義語】
蒔かぬ種は生えぬ
【英語のことわざ】
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