気が置けない

解説

【読み方】
きがおけない

【意味】
気が置けないとは、遠慮したり気遣ったりする必要がなく、心から打ち解けられるさま。

【注釈・由来】
気が置けないの「置けない」は、「置くことができない」という不可能の意ではない。
「気兼ねする」という意味の「気が置ける」を「ない」で否定した言葉で、気兼ねしないことから、心から打ち解けられ親しく付き合えるさまをいう。

【出典】

【例文】
・彼女とは三十年の付き合いで、気が置けない友人だ。
・月に一度は気が置けない仲間で集まっている。
・気が置けない会なので、同窓会に参加するくらいの気持ちでお越しください。

【注意】
「気を許せない」「油断できない」の意で使うのは誤り。
誤用例 「彼は簡単に裏切るから気が置けない」

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