貧乏暇なし

貧乏暇なしの解説

【読み方】
びんぼうひまなし

【意味】
貧乏暇なしとは、貧乏をしていると生活に追われ、少しも時間のゆとりがない。

【注釈・由来】
貧乏人は、朝から晩まで休まず働かなければ、生活していくお金が得られないことから。
時間を作れないことの言い訳や、仕事が順調で忙しい時の謙遜の言葉としても使われる。
江戸いろはかるた』の一つ。

【出典】

【例文】
・貧乏暇なしで、仕事に追われる毎日ですよ。
・貧乏暇なしで、ご無沙汰してしまい申し訳ございません。
・貧乏暇なしってやつで、旅行なんて高校の修学旅行以来行ってませんよ。

【注意】
「貧乏人暇なし」というのは誤り。

貧乏暇なしの関連語

【類義語】
貧乏暇なし蜆売り/貧乏暇なし魚売り/貧乏暇なし砂利かつぎ/貧乏暇なし籠かつぎ/貧乏暇なし糞かつぎ/浪人暇なし/稼ぐに追いつく貧乏神

【対義語】
稼ぐに追いつく貧乏なし

【英語のことわざ】
・No rest for the wicked.(悪人に休んでいる暇はない)

【索引語】
貧乏無い

【分類】
生活・暮らし > 仕事・商売,貧しい
状態・程度 > 忙しい

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