苛政は虎よりも猛し

読み方

かせいはとらよりもたけし

苛政は虎よりも猛しの意味・解説

苛政は虎よりも猛しとは、悪政は人を食い殺す虎よりも恐ろしいというたとえ。

由来などの解説

「苛政」とは、重税・弾圧などが厳しい政治のこと。酷政。
孔子が泰山のふもとを歩いていると、一人の婦人が墓の下で泣いており、そのわけを聞くと婦人は「夫と子供と舅が虎に食い殺された」と答えた。
孔子が「それならば、何故この地から出て行かないのか」と尋ねると、婦人は「ここでは税金を取り立てるむごい政治が行われていないからだ」と言ったという故事に由来する。

出典

『礼記』

例文

苛政は虎よりも猛しというから、この国からは出て行こう。

苛政は虎よりも猛しの類語・対義語

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