民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず

読み方

たみはこれによらしむべし、これをしらしむべからず

民は之に由らしむべし之を知らしむべからずの意味・解説

民は之に由らしむべし之を知らしむべからずとは、為政者が定めた法律によって人民を従わせることはできるが、その法律の道理を理解させるのは難しいということ。

由来などの解説

「由しらしむべし」の「由る」は、「頼る」「従う」という意。
「べし」は、可能・推測の意。
『論語・泰伯』にある孔子の言葉から。

出典

『論語』

注意

「人民は法律に従わせておけばよいもので、その意義や道理を理解させる必要はない」との解釈で使われることも多いが、本来の意味ではない。

民は之に由らしむべし之を知らしむべからずの類語・対義語

類義語

由らしむべし、知らしむべからず

対義語

他のことわざを調べる

逆引き分類

キーワード

由るべし知るべからず

同じ音から始まる語

TOP