読み方
だんきのいましめ
断機の戒めの意味・解説
断機の戒めとは、物事を途中でやめてはいけないという戒め。
由来などの解説
孟子が学業を半ばにして家に帰ると、母は織りかけていた機(はた)の織物を小刀で断ち切って、学問を途中でやめるのは、この織物を作る途中で断ち切るのと同じで、今までの勉学が無駄になってしまうと戒めた。
孟子は反省し、再び師のもとへ帰り勉学に励み、立派な儒者となったという故事に由来する。
出典
『古列女伝』鄒孟軻母
例文
断機の戒めと言うし、受かるまで試験を受け続けよう。
断機の戒めの類語・対義語
類義語
断機の教え/孟母断機の教え
対義語
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