猿の尻笑いの解説
【読み方】
さるのしりわらい
【意味】
猿の尻笑いとは、自分の欠点には気づかずに、他人の欠点をあざ笑うことのたとえ。
【注釈・由来】
猿が自分の尻の赤さに気づかず、他の猿の尻の赤さを笑うことから。
【出典】
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【例文】
彼はいつも他人を馬鹿にしているが、まさに猿の尻笑いというものだ。
【注意】
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猿の尻笑いの関連語
【類義語】
真っ赤な猿の尻笑い/猿の面笑い/目糞鼻糞を笑う/盥半切りを笑う/牡蠣が鼻垂れを笑う/蝙蝠が燕を笑う/馬陸、臭亀を笑う/あまめがふを笑う/腐れ柿が熟柿を笑う/鍋がやかんを黒いと言う/鍋が釜を黒いと言う/障子の破れ目から隣の障子の破れ目を笑う/不身持ちの儒者が医者の不養生を謗る/五十歩百歩
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Crooked carlin, quoth the cripple to his wife.(「腰曲がりばばあ」と体の不自由なじいさんが女房に言った)
・The pot calls the kettle black.(鍋がやかんを黒いとけなす)