柳暗花明

読み方

りゅうあんかめい

柳暗花明の意味・解説

柳暗花明とは、春の野の美しさのたとえ。転じて、花柳界・色町のこと。

由来などの解説

柳が色濃く茂ってほの暗い中、花が咲いて明るいの意味から。
転じて、華やかな花柳界や遊郭のたとえとしても使う。
陸游の詩『山西の村に遊ぶ』の「山重水複路無きかと疑えば、柳暗花明又一村(山が重なり川がいくつにも分かれて、そこで道が無くなるかと思えば、柳がほの暗くある中に花が明るく咲き、また一つの村が現れる)」に由来する。

出典

陸游・詩『山西の村に遊ぶ』

例文

寒い冬が過ぎて、柳暗花明の景色が町を彩っている。

柳暗花明の類語・対義語

類義語

鳥語花香/桃紅柳緑/柳は暗く花は明らか/柳は緑花は紅/柳巷花街/傾国

対義語

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