油断大敵の解説
【読み方】
ゆだんたいてき
【意味】
油断大敵とは、たいしたことはないだろうと油断すると、思わぬ失敗を招くことになるという戒め。
【注釈・由来】
少しでも注意を怠れば、大きな失敗を招くこともあるため、油断が何よりも恐れるべき大敵だということから。
『江戸いろはかるた』『尾張いろはかるた』の一つ。
【出典】
-
【例文】
・油断大敵だ、格下の相手だからといって手を抜くな。
・油断大敵と思って行動していれば、こんなことにはならなかったはずだ。
・小事は大事となるから、些細なことでも油断大敵ですよ。
【注意】
-
油断大敵の関連語
【類義語】
油断強敵/油断大敵火がぼうぼう/油断は怪我の元/油断は不覚のもとい/大事は油断がもと/蟻の穴から堤も崩れる/まだ早いが遅くなる/小敵と見て侮るな/朝油断の夕かがみ/後悔は平日の油断/恐るるに徳あり/大敵を欺き小敵を畏れよ/伏寇在側/褌ずらすな
【対義語】
-
【英語のことわざ】
・Security is the greatest enemy.(安心は最大の敵である)