灰吹きから蛇が出るの解説
【読み方】
はいふきからじゃがでる
【意味】
灰吹きから蛇が出るとは、思いがけないこと、ありえないことが起こること。また、わずかなことが大事に至ること。
【注釈・由来】
「灰吹き」とは、タバコ盆についているタバコの吸い殻を入れる筒のことで、その灰吹きから蛇が出るくらいありえないということ。
「灰吹きからへびが出る」ともいう。
【出典】
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【例文】
余命三ヶ月と言われていたのに三年も生きているだなんて、灰吹きから蛇が出るとはこのことだ。
【注意】
予測が不可能ではない範囲のことが起きるときに使うのは誤り。
誤用例 「天気予報では晴れだったのに、曇るだなんて、灰吹きから蛇が出るようなものだ」
灰吹きから蛇が出るの関連語
【類義語】
灰吹きから大蛇が出る/灰吹きから竜が上がる/瓢箪から駒が出る/煎り豆に花が咲く
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Mows may come to earnest.(冗談で言ったことが本物になることがある)