秋の鹿は笛に寄るの解説
【読み方】
あきのしかはふえによる
【意味】
秋の鹿は笛に寄るとは、恋に溺れて身を滅ぼすことのたとえ。また、自ら危険な状態に身を投じたり、弱みにつけ込まれて危険な目にあうことのたとえ。
【注釈・由来】
秋の鹿は発情期で雄と雌が互いに求愛するものだが、牝鹿は鹿笛の音を牡鹿の鳴き声と思ってすぐに近寄ってくることから。
「飛んで火に入る夏の虫」と並べて用いられることもある。
【出典】
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【例文】
・秋の鹿は笛に寄るというもので、彼は彼女と関わってから仕事も財産も失った。
・彼のしていることは、秋の鹿は笛に寄るというものだ。
・秋の鹿は笛に寄るもので、気づいた時には手遅れだ。
【注意】
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秋の鹿は笛に寄るの関連語
【類義語】
秋の鹿は笛に心を乱す/笛に寄る音の秋の鹿/笛に寄る秋の鹿ははかなき契りに命を失う/妻恋う鹿は笛に寄る/笛に寄る鹿は妻を恋う/笛に寄る鹿、火に寄る虫/飛んで火に入る夏の虫
【対義語】
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【英語のことわざ】
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