逃げるが勝ち

逃げるが勝ちの解説

【読み方】
にげるがかち

【意味】
逃げるが勝ちとは、無駄な戦いや愚かな争いなら、避けて逃げるほうが、結局は勝利や利益を得られるということ。

【注釈・由来】
戦いを避けるのは一見卑怯なようにも見えるが、戦うばかりが勝利への道ではなく、時には逃げるほうが得策になるということ。
勝ち目のない喧嘩や、勝っても何の利益もない喧嘩なら、しないほうが自分に有利な結果をもたらすといういましめの意味が込められている。

【出典】

【例文】
・逃げるが勝ちで、あんな非道な連中とは関わるだけ無駄だ。
・武道の有段者であっても、路上で襲われそうになったら逃げるが勝ちと考えている。
・ここは逃げるが勝ちだ。機会が訪れるまで待っても決して遅くはない。

【注意】
「逃げれば勝ち」というのは誤り。

逃げるが勝ちの関連語

【類義語】
三十六計逃げるに如かず/逃げるが一の手/逃ぐるが奥の手/逃ぐるをば剛の者/逃げ逃げ天下を取る家康負けるが勝ち/負けて勝つ/堪忍五両/征服のための屈服

【対義語】

【英語のことわざ】
・Discretion is the better part of valour.(用心は勇気の大半)

【索引語】
逃げる勝ち

【分類】
人間関係 > 勝敗,争い
行動・動作 > 逃げる

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