無くて七癖有って四十八癖

解説

【読み方】
なくてななくせあってしじゅうはっくせ

【意味】
無くて七癖有って四十八癖とは、人は誰しも多かれ少なかれ癖があるということ。

【注釈・由来】
七癖の「七」は数の多いことを表し、「無くて」の「な」の音に調子を合わせたもの。
四十八癖の「四十八」は、相撲で「四十八手」というように、十分多いことを表す。
癖が無いように見える人でも何かしらの癖があるもので、癖があるといわれる人ならば、尚更多くの癖があるものだということから。

【出典】

【例文】
・無くて七癖あって四十八癖というが、本当にあの人は癖だらけだ。
・バッターボックスに立つ打者の仕草を一人一人見比べれば、無くて七癖有って四十八癖というのも頷ける。
・無くて七癖有って四十八癖、彼は煩悩の塊だから百八癖くらいありそうだ。

【注意】

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