行き掛けの駄賃

解説

【読み方】
いきがけのだちん

【意味】
行き掛けの駄賃とは、ある事のついでに他の事をすること。また、そうやって儲けること。

【注釈・由来】
「駄賃」とは、駄馬で人や物を運ぶときの運賃のこと。
馬子が問屋などへ荷物を取りに行くついでに、空馬を利用して他の荷物を届け、駄賃を得たことから。
「ゆきがけの駄賃」ともいう。

【出典】

【例文】
・行き掛けの駄賃で、買い忘れた味噌も買ってきてもらった。
・よく言えばちゃっかり者なんだけど、ついでだからと思って何か頼むと、すぐに行き掛けの駄賃を要求してくる。
・金庫泥棒の奴め、行き掛けの駄賃とばかりに高級ワインまで盗んでいきやがった。

【注意】

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。