鴛鴦の契り

鴛鴦の契りの解説

【読み方】
えんおうのちぎり

【意味】
鴛鴦の契りとは、夫婦の仲がよいことのたとえ。仲のむつまじい夫婦の関係を結ぶこと。

【注釈・由来】
「鴛鴦」はおしどりのことで、「鴛」は雄。「鴦」は雌を表す。
おしどりは、いつも雄と雌が寄り添って離れないことからいう。
中国の春秋時代、深く愛し合いながらも悲劇の生涯を送った宋の韓憑夫婦の墓を守る梓の木の上で、おしどりの雄と雌が寄り添って一日泣き続けたという故事がある。

【出典】

【例文】
あの夫婦の仲のむつまじさを見ていると、まさに鴛鴦の契りだなと思うよ。

【注意】
夫婦以外の仲に使うのは誤り。
誤用例 「彼とは十年来の付き合いで、鴛鴦の契りを結んだほどの親友だ」

鴛鴦の契りの関連語

【類義語】
鴛鴦の偶/鴛鴦の仲/鴛鴦の結び/鴛鴦のよう/鴛鴦の思い羽/おしどり夫婦偕老同穴比翼連理連理の枝比翼の鳥/琴瑟相和す/形影相伴う/形影一如/比目の魚/濃茶の仲/鳳凰于飛/関関雎鳩/関雎之化/挙案斉眉/お前百までわしゃ九十九まで

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
鴛鴦契り

【分類】
人間関係 > 夫婦・男女

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