途方に暮れる

途方に暮れるの解説

【読み方】
とほうにくれる

【意味】
途方に暮れるとは、手段に尽きてぼんやりする。どうしてよいか分からなくなる。

【注釈・由来】
「途方」は、方法や手段。
「暮れる」は、太陽が沈んで暗くなる意味から派生し、どうしたらよいか困ることを表す。

【出典】

【例文】
・あの頃は何をしてもうまくいかず、途方に暮れるばかりだった。
・途方に暮れる彼の前に、手を差し伸べてくれる人が現れた。
・助けが来てくれなければ、途方に暮れるところでした。

【注意】

途方に暮れるの関連語

【類義語】
途方もない路頭に迷う/途を失う/暗夜に灯火を失う/中流に梶を絶え暗夜に灯火を失う/座頭の杖を離れたよう/杖に離れた座頭の坊/大火を打ち消す/居所立ち所にまごつく/居所立ち所に迷う/思案投げ首/前後に暮れる/前後に迷う/足手を惑わかす/進退窮まる/後へも先へも行かぬ/八方塞がり/東西暮れる/海老に離れたる水母/橡麺棒を振る/港無うして舟着かず/狆ころを座敷へ上げたよう/口笛を吹く

【対義語】

【英語のことわざ】
・I am in a pretty fix.(まったく途方に暮れている)

【索引語】
途方暮れる

【分類】
学問・才能・能力 > 為す術がない

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