実るほど頭の下がる稲穂かな

読み方

みのるほどあたまのさがるいなほかな

実るほど頭の下がる稲穂かなの意味・解説

実るほど頭の下がる稲穂かなとは、学問や技能が深まった人ほど、かえって他人に対して謙虚になることのたとえ。

由来などの解説

稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人も学問にすぐれている人や人格者ほど謙虚であるということ。

例文

実るほど頭の下がる稲穂かな、彼のように立派な人ほど偉ぶらないものだ。

英語のことわざ

The boughs that bear most hang lowest.(一番実のなっている枝が一番低く垂れ下がる)
The more noble, the more humble.(偉い人ほど高ぶらない)

実るほど頭の下がる稲穂かなの類語・対義語

類義語

実るほど頭を垂れる稲穂かな/実る稲田は頭垂る/実の入る稲は穂を垂るる/菩薩は実が入れば俯く

対義語

米は実が入れば俯く、人間は実が入れば仰向く/人間は実が入れば仰向く、菩薩は実が入れば俯く

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実るほど下がる稲穂かな

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