相手のない喧嘩はできぬの解説
【読み方】
あいてのないけんかはできぬ
【意味】
相手のない喧嘩はできぬとは、喧嘩というものは、受けて立つ者がいてこそ成り立つものなのだから、相手にしなければ喧嘩は起きないということ。
【注釈・由来】
たとえどんなに乱暴な者がいたとしても、相手がいなければ喧嘩はできない。
相手が喧嘩を売ってきたときに、それを買うから喧嘩になるのであって、相手にしなければ喧嘩は起こり得ないのだから、喧嘩の相手にはなるなということ。
争いの相手になるなという戒めの意味と、相手をするから悪いのだという意味でも使われる。
【出典】
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【例文】
相手のない喧嘩はできないもので、あの夫婦はいつも奥さんが喧嘩の相手をしないから、旦那さんは黙るしかなくなる。
【注意】
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相手のない喧嘩はできぬの関連語
【類義語】
相手なければ訴訟なし/一人喧嘩はならぬ/餅つきと喧嘩は一人でできぬ/喧嘩ともっこは一人じゃ出来ない/避けて通せば喧嘩なし
【対義語】
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【英語のことわざ】
・It takes two to make a quarrel.(口喧嘩するには二人必要である)