読み方
いしがながれてこのはがしずむ
石が流れて木の葉が沈むの意味・解説
石が流れて木の葉が沈むとは、物事が通常の道理とは逆になっていることのたとえ。
由来などの解説
本来は軽い木の葉が流れ、重い石は沈むものなのに、それが逆になっていることから、物事が通常の道理とは逆になっていることのたとえ。
世の中が理不尽であることを嘆く言葉。
『新語』に「夫れ衆口の毀誉は、石を浮かべて木を沈ます(多くの人が言う悪口や褒め言葉は、真理とは反対である)」とある。
出典
『新語』
例文
石が流れて木の葉が沈むで、国民のためと言いながら改善しない権力者たちの暴挙を、誰もとがめない世の中だ。
石が流れて木の葉が沈むの類語・対義語
類義語
石が浮かんで木の葉が沈む/浮石沈木/牛は嘶き馬は吼え/朝日が西から出る/西から日が出る/川が山へ流れる/無理が通れば道理引っ込む/悪人栄えて善人滅びる
対義語
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