帯に短し襷に長しの解説
【読み方】
おびにみじかしたすきにながし
【意味】
帯に短し襷に長しとは、中途半端で役に立たないことのたとえ。
【注釈・由来】
布が帯として使用するには短すぎるし、襷として使うには長すぎて、どちらに用いるにしろ中途半端で役にも立たないことから。
【出典】
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【例文】
・この靴は帯に短し襷に長しで、ドレスに合わせるにはカジュアルすぎるし、普段着に合わせるにはフォーマルすぎるわ。
・帯に短し襷に長しの物件ばかりで、二人暮らしにぴったりなところが見つからない。
・帯に短し襷に長で、生徒全員の学力に合わせた授業は、誰にも合わない授業になる。
【注意】
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帯に短し襷に長しの関連語
【類義語】
帯に短しまわしに長し/褌には短し手拭には長し/尺は長く寸は短し/次郎にも太郎にも足りぬ
【対義語】
大は小を兼ねる
【英語のことわざ】
・Too much for one, and not enough for two, like the Walsall man’s goose.(ウォールソル人のガチョウのように、一人で食べるには多すぎ、二人で食べるには少ない)