敵もさるもの引っ掻くものの解説
【読み方】
てきもさるものひっかくもの
【意味】
敵もさるもの引っ掻くものとは、相手もさすがに大したものだと、実力を認めるときの言葉。
【注釈・由来】
「さるもの」は「然る者(さすがな者の意)」のことで、この「然る(さる)」と引っ掻く「猿(さる)」を掛けて続けたしゃれ。
競り合う相手や、見くびっていた相手の実力を認めるときなどに言う。
【出典】
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【例文】
大差で勝てると予想していたが、敵もさるもの引っ掻くもので、なかなかの苦戦を強いられた。
【注意】
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敵もさるもの引っ掻くものの関連語
【類義語】
恐れ入谷の鬼子母神
【対義語】
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【英語のことわざ】
・He is quite a enemy.(彼はなかなかの敵だ)