笑う門には福来るの解説
【読み方】
わらうかどにはふくきたる
【意味】
笑う門には福来るとは、いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来る。
【注釈・由来】
「門」は、家・家族の意。
いつも笑い声が溢れる家には、自然に幸運が訪れる。明るく朗らかにいれば幸せがやってくるという意味。また、悲しいこと・苦しいことがあっても、希望を失わずにいれば幸せがやって来るということ。
家庭に限らず、職場やチームなどの団体。また、個人にも用いる。
「笑う門には福来たる」とも書く。
『上方いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
・いつまでも引きずって暗い顔ばかりしていると、家中がお通夜みたいだ。笑う門には福来るというように、明るく暮らしていればきっと良いことがあるはずだよ。
・笑う門には福来ると言いますが、笑顔の絶えないところには人が集まり、幸せな雰囲気になりますね。
・笑う門には福来るというから、気持ちを切り替えて前向きになろう。
【注意】
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笑う門には福来るの関連語
【類義語】
笑う門に福来る/笑う所へ福来る/笑門来福/祝う門に福来る/笑顔の家には貨宝集まる/和気財を生ず/笑って損した者なし
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Fortune comes in by a merry gate.(幸運は陽気な門から入ってくる)
・Laugh and be fat.(笑えば肥える)