損して得取れの解説
【読み方】
そんしてとくとれ
【意味】
損して得取れとは、一時的には損をしても、将来的に大きな利益となるようにせよ。
【注釈・由来】
目先の得を考えるとかえって大きな損をすることがあり、逆に今の損を我慢すれば最終的に大きな得を得ることがある。
目先の損失は度外視して、将来の利益を確保せよということ。
主に、商売のコツとして言われる言葉。
【出典】
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【例文】
経費もかかるし準備金もかかるが、良いものを作れば必ず見返りがあると信じている。損して得取れの精神で、これからも目先の利益にはこだわらないで商売していくよ。
【注意】
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損して得取れの関連語
【類義語】
商人は損をして得を取れ/損をして利を見よ/損せぬ人に儲けなし/損は儲けの初め/損をすれば得をする/損と傷は癒え合う
【対義語】
一文惜しみの百知らず
【英語のことわざ】
・Sometimes the best gain is to lose.(時には損をすることが最上の利益である)