下手の考え休むに似たり

下手の考え休むに似たりの解説

【読み方】
へたのかんがえやすむににたり

【意味】
下手の考え休むに似たりとは、よい考えも浮かばないのに長く考え込むのは、時間の無駄だということ。考え込む相手に軽い皮肉を込めていう。

【注釈・由来】
囲碁や将棋で、下手な者がいくら長時間考え込んでも良い手が浮かぶことはなく、まるで何も考えずに休んでいるようなものだということから。

【出典】

【例文】
・そういうのは下手の考え休むに似たりというものだよ。いい加減降参したらどうだい。
・下手の考え休むに似たり、君がいくら考えたところで何も変わらないよ。
・下手の考え休むに似たりだ。一度、気分転換をしたほうがいいんじゃないか。

【注意】
「下手な考え休むに似たり」というのは誤り。

下手の考え休むに似たりの関連語

【類義語】
下手の思案は休むに同じ/下手の考え休むに如かず/思案休むに似たり

【対義語】

【英語のことわざ】
・Mickle fails that fools think.(馬鹿が考えていることは、たいてい役に立たない)

【索引語】
下手考え休む似る

【分類】
学問・才能・能力 > じっくり考える
行動・動作 > 無駄な努力

TOP
テキストのコピーはできません。