陸に上がった河童

陸に上がった河童の解説

【読み方】
おかにあがったかっぱ

【意味】
陸に上がった河童とは、自分が活躍できる環境から離れ、力を発揮できなくなった人のたとえ。

【注釈・由来】
河童は頭の皿に水がなくなると死ぬと言われており、水中では自在に泳ぎ回ることができる河童も、陸へ上がればどうしようもなくなることから。

【出典】

【例文】
物理学者である彼も、専門分野以外のことはまるでダメだから、一緒に野球をしたときには陸に上がった河童のようだったよ。

【注意】
「陸」を「りく」と読んだり、「丘」や「岡」と書くのは誤り。

河童の川流れ」と混同し、時には失敗するの意味で使うのは誤り。
誤用例 「妻はとても料理上手だが、陸に上がった河童で、昨日のカルボナーラだけは途轍もなくまずかった」

陸に上がった河童の関連語

【類義語】
陸へ上がった河童/陸の河童/陸へ上がった船頭/天道干しの河童/鵜の水離れ/陸に上がった魚/魚の水に離れたよう/水を離れた魚/木から落ちた猿

【対義語】
水を得た魚水を得た魚のよう/魚の水を得たるが如し/水に放たれた魚のよう

【英語のことわざ】

【索引語】
上がる河童

【分類】
人生・社会 > 失敗・落ちぶれる
生活・暮らし > 環境・習慣
感情・心理 > 落ち込む

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