労多くして功少なし

労多くして功少なしの解説

【読み方】
ろうおおくしてこうすくなし

【意味】
労多くして功少なしとは、苦労した割には効果が少ないこと。

【注釈・由来】
「労」は、骨を折ること。
「功」は、効き目のこと。

【出典】
『荘子』天運

【例文】
あれだけ時間をかけて勉強したのに、この分野は試験にはほとんど出題されなかった。労多くして功少なしだ。

【注意】

労多くして功少なしの関連語

【類義語】
労あって益少なし/労して功なし/骨折り損のくたびれ儲け/犬の尾を食うて回る/犬骨折る/犬骨折って鷹の餌食になる/楽屋で声を嗄らす/しんどが得/しんどが利/灯心で竹の根を掘る/舟盗人を徒歩で追う

【対義語】

【英語のことわざ】
・You fish fair and catch a frog.(ずいぶん魚釣りをしていて釣れたのはカエル一匹)

【索引語】
多い少ない

【分類】
人生・社会 > 経験・苦労
行動・動作 > 無駄な努力

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