荒唐無稽

荒唐無稽の解説

【読み方】
こうとうむけい

【意味】
荒唐無稽とは、言うことがでたらめで、根拠のないこと。

【注釈・由来】
荒唐無稽は、「荒唐之言」と「無稽の言」が一緒になり、できた言葉。
「荒唐」とは、言うことに根拠がなく、とりとめのないこと。
「無稽」とは、考え方に根拠がなくでたらめなことをいう。
『荘子』には「荘周その風を聞きてこれを悦び、謬悠の説、荒唐の言、端崖の無きの辞を以てす(荘子はその説を学んで共鳴し、実情を伴わない広遠な説、判断できない根拠のない説、糸口がとらえられない言葉を使って述べた)」とある。
また、『書経』には「無稽の言は聴くこと勿れ(根拠のない話には耳を傾けるべきではない)」とある。

【出典】
『荘子』『書経』

【例文】
・そんな荒唐無稽の噂話を真に受けるなんて馬鹿げている。
・あまりにも荒唐無稽な話だったので、思わず吹き出しそうになった。
・一見、荒唐無稽とも思えますが、技術的には不可能なことではありません。

【注意】

荒唐無稽の関連語

【類義語】
無稽荒唐/荒唐不稽/架空無稽/奇異荒唐/妄誕無稽/荒誕無稽/無稽の言/荒唐の言/無稽の談/根も葉もない嘘八百/嘘の皮/嘘の皮のだん袋/真っ赤な嘘/孟浪の言/流言飛語/造言蜚語

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
荒唐無稽

【分類】
評価・評判 > でたらめ

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