残り物には福があるの解説
【読み方】
のこりものにはふくがある
【意味】
残り物には福があるとは、人が取り残した物の中には、思いがけず良いものがある。
【注釈・由来】
人と競って先を争うのを戒めるとき。また、順番が後になった人を慰めるときや、自らのげん直しに使われることが多い。
我先にと人を押しのけるよりも、人と争わず遠慮深い人にこそ幸運がある。
【出典】
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【例文】
・くじを引く順番が最後だからといって悔しがることはないよ。残り物には福があるというじゃないか。
・残り物には福があると信じて、宝くじはいつも最終日に買っている。
・残り物には福があるといっても、バーゲンセールの売れ残り商品に良い物などない。
【注意】
「残し物には福がある」というのは誤り。
残り物には福があるの関連語
【類義語】
残り物に福がある/残り物に福あり/余り物に福がある/余り物に福あり/余り茶に福あり/仕舞物で籤当たり
【対義語】
余り茶を飲めば年がよる
【英語のことわざ】
・Good luck lies in odd numbers.(半端物に幸運あり)
・Sometimes the lees are better than the wine.(酒よりも澱のほうがよいことがたまにある)