血は水よりも濃いの解説
【読み方】
ちはみずよりもこい
【意味】
血は水よりも濃いとは、血縁者の絆は、どんなに深い他人との関係よりも深く強いものであるというたとえ。
【注釈・由来】
血液が水よりも重く濃い液体であることから、血の繋がった身内の絆の濃さを表している。
親しい他人と比べても、血縁者同士の絆のほうが深く強いもので、頼りになるということ。
また、同じ血が流れる者同士の間には、濃い結びつきがあるということ。
【出典】
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【例文】
血は水よりも濃いで、普段は喧嘩ばかりしている兄弟だが、弟がいじめられていると聞きつけて、兄は真っ先に助けに走った。
【注意】
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血は水よりも濃いの関連語
【類義語】
血は血だけ/兄弟は後生までの契り/血の寄るものは親子/いとこの肌は温かい
【対義語】
兄弟は他人の始まり/遠くの親戚より近くの他人/いとこ糸ほど/三従兄弟は身でない
【英語のことわざ】
・Blood is thicker than water.(血は水よりも濃い)
・One crow never pulls out another’s eyes.(烏同士は相手の目をえぐるようなことはしない)