玉磨かざれば光なし

解説

【読み方】
たまみがかざればひかりなし

【意味】
玉磨かざれば光なしとは、すぐれた才能や素質を持つ人物でも、努力して自分を磨かなければ、その才能や素質を活かせないというたとえ。

【注釈・由来】
「玉」は宝石のことで、「珠」や「璧」とも書く。
宝石が原石のまま磨かれなければ美しい光を放たないのと同じように、人もどんなに才能があっても、学問や修業を怠れば立派な人間にはなれないということ。
『礼記・学記』に「玉琢かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず」ある。

【出典】
『礼記』

【例文】
・玉磨かざれば光なし、天才と呼ばれる人もみんな努力しているよ。
・いくら優れた才能があっても、玉磨かざれば光なし。練習をさぼってばかりいて優勝できるはずがない。
・努力していないから自分の才能に気づいていなんじゃないか?玉磨かざれば光なしというものだ。

【注意】

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