秋茄子は嫁に食わすなの解説
【読み方】
あきなすはよめにくわすな
【意味】
秋茄子は嫁に食わすなとは、おいしい秋の茄子は、もったいないから嫁には食べさせるなという姑の嫁いびりの言葉。また、反対に、茄子は体を冷やす、あるいは種が少ないので子供ができないといけないから、嫁には食べさせるなという嫁を大切に思う言葉。
【注釈・由来】
「姑が嫁をいびる」と「嫁を大切にする」という二つの意味があるが、類似することわざを見る限り、元々は嫁いびりの言葉であったと思われる。
「秋なすび嫁に食わすな」ともいう。
【出典】
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【例文】
・秋茄子は嫁に食わすなと言うから、収穫した茄子は嫁に隠しておこう。
・秋茄子は嫁に食わすなと言うように、可愛い嫁には茄子の代わりに体を冷やさないものをたくさん食べてもらおう。
・夏野菜と呼ばれる茄子ですが、秋茄子は嫁に食わすなと言うくらいですから秋も旬で、夏茄子とは違った美味しさがあります。
【注意】
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秋茄子は嫁に食わすなの関連語
【類義語】
嫁に食わすな秋茄子/秋鯖は嫁に食わすな/秋魳は嫁に食わすな/秋鱮嫁に食わすな/秋蕗嫁に食わすな/五月蕨は嫁に食わせるな/青田の田螺嫁に食わすな/夏蛸嫁に食わすな/いなの頭嫁に食わすな/温め雑炊嫁に食わすな/山で旨い物朮やととき嫁にくれるな
【対義語】
秋茄子嫁に食わせよ
【英語のことわざ】
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