槍玉に挙げる

読み方

やりだまにあげる

槍玉に挙げるの意味・解説

槍玉に挙げるとは、数ある中から選んで、攻撃・非難を加える対象にして責めること。

由来などの解説

「槍玉」とは、長い槍を小さな手玉のように自在にあやつること。
転じて、人を槍の穂先で突き上げることを意味し、非難の対象とするものの比喩となった。
人の思想や言動などに対して、大勢の中から特に選び出して攻撃することをいう。
受け身の形で「槍玉に挙げられる」としても、よく使われる。
「挙げる」は「上げる」とも書く。

例文

クラス全員の中から彼だけが槍玉に挙げられて、担任からこっぴどく叱られた。

槍玉に挙げるの類語・対義語

類義語

矛先を向ける/矛を向ける

対義語

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キーワード

槍玉挙げる

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