糟糠の妻は堂より下さず

糟糠の妻は堂より下さずの解説

【読み方】
そうこうのつまはどうよりくださず

【意味】
糟糠の妻は堂より下さずとは、貧しい時から苦労を共にしてきた妻は、自分が出世した後も家から追い出すわけにはいかない。

【注釈・由来】
「糟糠」とは酒粕と糠味噌のことで、粗末な食事のたとえ。
「堂」は住居・表座敷のことで、「堂より下す」は家から追い出すの意。
後漢の光武帝が宋弘に「貧賎の知は忘るべからず、糟糠の妻は堂より下さず(貧しい時からの友達は忘れるな、貧しい時から連れ添った妻は表座敷から下ろさないほど大事にせねばならない)」と言ったという故事に由来する。

【出典】
『後漢書』

【例文】
・糟糠の妻は堂より下さず、離婚なんて考えていませんよ。
・糟糠の妻は堂より下さず、苦労おを共にしてきた妻はこの世で一番大切な宝物です。
・彼は富を得たら人が変わってしまったようで、糟糠の妻は堂より下さずとは真逆のことをしている。

【注意】

糟糠の妻は堂より下さずの関連語

【類義語】
糟糠の妻

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
糟糠より下す

【分類】
人間関係 > 夫婦・男女,経験・苦労

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