読み方
てんをうらみずひとをとがめず
天を怨みず人を咎めずの意味・解説
天を怨みず人を咎めずとは、わが身の不遇を嘆いて、天を恨んだり、人を咎めたりせず、すべての原因は自分の未熟さや過失にあると反省し、修養に努める。
由来などの解説
『論語』憲問から。
「怨みず」は「恨みず」、「咎めず」は「尤めず」とも書く。
出典
『論語』
例文
天を怨みず人を咎めず、誰のせいでもなく自分の甘さが原因でこうなったのだ。
天を怨みず人を咎めずの類語・対義語
類義語
人を怨むより身を怨め/自ら知る者は人を怨まず/命を知る者は天を怨みず/身で身を恨む
対義語
己を忘れて人を恨む