読み方
しかをおうものはうさぎをかえりみず
鹿を逐う者は兎を顧みずの意味・解説
鹿を逐う者は兎を顧みずとは、大きな利益を得ようとする者は、小さな利益には目を向けないたとえ。
由来などの解説
鹿を狙っている猟師が、小さな兎には目もくれないことから。
出典
『淮南子』説林訓
例文
鹿を逐う者は兎を顧みずもいいけど、明日生きるお金がない状況で鹿を追い続けるのは勘弁してほしい。
鹿を逐う者は兎を顧みずの類語・対義語
類義語
鷲は蠅を捕らない/小利を見れば則ち大事成らず/大行は細謹を顧みず/小利は大利の残い/小を捨てて大に就く/尺を枉げて尋を直ぶ/寸を詘げて尺を伸ぶ/小利を捨てて大利に付くべし
対義語
鹿を逐う者は山を見ず/木を見て森を見ず/雀脅して鶴失う/小利大損