水を得た魚の解説
【読み方】
みずをえたうお
【意味】
水を得た魚とは、自分の得意分野、活躍の場を得て、いきいきとする者たとえ。
【注釈・由来】
水中に放たれた魚は元気よく泳ぐことから。
【出典】
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【例文】
・普段おとなしい彼だが、行動地理学の話になると、まるで水を得た魚だ。
・得意な仕事が回ってきた彼女は水を得た魚だった。
・既に大活躍している選手だが、チームが変わればますます水を得た魚になるにちがいない。
【注意】
本来、活きがいい、生きている「魚」は「うお」と読み、「さかな」と読むのは誤りであるため、「水を得たうお」というのが正しい。
しかし、「逃がした魚は大きい」のように、一般には泳いでいる魚も「さかな」と呼ぶため、「水を得たさかな」と読むことが間違いとは言い切れない。
水を得た魚の関連語
【類義語】
水を得た魚のよう/魚の水を得たるが如し/水に放たれた魚のよう
【対義語】
魚の水に離れたよう/水を離れた魚/陸に上がった魚/陸に上がった河童/天道干しの河童/鵜の水離れ/木から落ちた猿/青菜に塩
【英語のことわざ】
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【分類】
・生活・暮らし > 環境・習慣
・状態・程度 > 勢いがある・活気づく